環に窒素原子を含む、複素環有機化合物の一つ。
スカトール
生体内では、アミノ酸のトリプトファンが分解されて生成され、大便などに含まれ不快な臭気を持つ。しかし微量を希釈溶液にすると快香を放ち、香しい花の香りに変化する。
スカトールには興奮作用が確認されている。
スカトールという名は、ギリシャ語で糞便を意味するσκωρ(skor)、およびその属格σκατος(skatos)に由来し、ここから「skato‐」という連結形が作られた。
そして、糞便に含まれる幾つかの物質のうちの一つとして、この物質が「スカトール」(skatole)と命名された。
同じ語を語源とするものに、学問としてまたは嗜好(フェチ)としての「スカトロ」「スカトロジー」という用語がある。こちらはskatoに科学や学問を意味するギリシャ語λογος(logos)を付けたものとされる。語源は同じだが由来が異なる。
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