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北斗の拳でケンシロウの「あたたたたた」という掛け声が、実は二進数に基づいて情報を伝えているのではないかという仮説から生まれた進数。
二進数の「いちぜろぜろぜろ」(1000)という伝達を考える。
ケンシロウ進数はマンチェスターコーディングを元に「あ」を0、「た」を1として「あたたた」と瞬時に情報を伝えることができる。
多くの情報を高速に伝えられることから、ID認証に使われることもある。
ケンシロウ進数には問題点があった。
「11111」をケンシロウ進数で表わすと「あああああ」となってしまい、伝承者の誇りを汚してしまう恐れが存在した。そこで次世代進数としてケンシロウ進数2が考案された。
ケンシロウ進数2は、ヘッダーを「あ」とし、「息継ぎ」もしくは「あ」で状態遷移をし、「た」で符号化する、MLT-3に似た方法である。
例えば「1111」であれば「あたたたた」(= 01111)、「10111」であれば「あたーっ、あたた」(= 010111)、となるように、より効率よく情報を伝達できるようになった。
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