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ものの組み立て方や考え方のこと。処理手順やそれを実現するための手法などを系統的にまとめたもの。この名はアラビアの数学者al-Khwarizmi(アル-ファリズミ) に由来している。
電子計算機でいうアルゴリズムとは、プログラムの処理方法などを指しており、これをプログラミング言語で記述したものがプログラムとなる。一般的な問題をコンピューターで処理しやすいように手順化したもので、通常の論理学とは異なり機械上で逐次的に処理できるよう考慮する必要がある。
コンピューター用アルゴリズムの基本は "逐次"、"条件分岐"、"繰り返し" の3つの要素で成り立つ。この他にも複雑な手法(再帰呼び出しなど)が研究されているが、基本的なこの3つを使うだけで殆どの問題は記述することができると言われている。アルゴリズムを単純化することは全体の見通しが向上し、生産性が高まり、かつ修正が容易でバグが発生しにくく保守性に優れると言われている。これを実現するための考え方として、入力と出力をそれぞれ一ヶ所にし、ジャンプ(go to)を使わず、機能単位にサブルーチンを作成しこれを呼び出す "構造化プログラミング" というものがある。
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