異食症

読み:いしょくしょう
外語:Pica 英語
品詞:名詞

人が食べないようなものや、栄養価がないようなものに対し、異常な食欲を示す症状。原因は不明。

目次

症状

チョーク、ゴム、墨などを美味しいと感じる。

ある特定のものだけを食べる傾向にある。

異常な行動であることは本人も認識しているが、やめられない。

食に関する問題であるが、異食症は非精神病性精神障害として扱われている。

分類

食べるものに応じて、次のような分類もある。

  • 氷食症 ‐ 季節に関係なく、異常なほど氷を食べる症状
  • 土食症 ‐ 土を食べる症状
  • 毛食症 ‐ 毛を食べる症状

原因

栄養失調、特に鉄欠乏性貧血や亜鉛欠乏などの場合に起こりやすいとされている。

また妊婦でも起こりやすいとされている。赤ん坊に鉄分を取られてしまうので重症の鉄欠乏性貧血になりやすい上、その貧血に伴う酸欠で脳の中枢に障害が生じるためと考えられている。

このほかにも、ストレスなど様々な原因で生じうるとされている。

関連する用語
氷食症

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club