ア | イ | ウ | エ | オ |
カ | キ | ク | ケ | コ |
サ | シ | ス | セ | ソ |
タ | チ | ツ | テ | ト |
ナ | ニ | ヌ | ネ | ノ |
ハ | ヒ | フ | ヘ | ホ |
マ | ミ | ム | メ | モ |
ヤ | ユ | ヨ | ||
ラ | リ | ル | レ | ロ |
ワ | ヰ | ヴ | ヱ | ヲ |
ン |
A | B | C | D | E |
F | G | H | I | J |
K | L | M | N | O |
P | Q | R | S | T |
U | V | W | X | Y |
Z | 数字 | 記号 |
発生学的には後脳に属する脳の一つで、大脳よりも後ろにあり、知覚や運動機能などを司る。
重さは脳全体の10%程度であるが、しかしここに脳細胞の大部分、約1000億個以上が集まっている。
運動の制御を司る。運動をするために、手足の動かし方、つまり各筋肉の筋収縮のタイミングなどを制御する機能を持っている。
無くてもすぐに生命に別状はないが、動物実験では運動機能が害され正常な歩行ができなくなり、筋力低下をもたらした。ここから、小脳は運動機能において重要な役割を果たしていることが判明している。
例えば、人間のように二本足でバランスよく歩くことができるのは小脳によって運動が調整されているためだが、もし小脳が機能しなければ歩くこともままならなくなり、車椅子での生活は避けられない。
あらゆる運動に支障が生じるので、次の述べるような、ちょっとしたことも出来なくなる。こういった小脳障害の代表的なものが脊髄小脳変性症である。
大脳と同様に、灰白質(小脳皮質)と白質(小脳髄質)を持つ。うち白質は、樹木のような分岐構造をもち、「小脳活樹」(Arbor vitae)と呼ばれている。
小脳は、解剖学(肉眼的な見地)、または発生系統的で、それぞれ三つの部位に分けられる。
解剖学(肉眼的な見地)では、小脳には9つの大きな溝があり、これを境として次の三つに分けられる。
発生系統的には次の三つに分けられる。
大脳と同様、小脳も小脳皮質と呼ばれる灰白質により小脳核を覆っている。
小脳皮質は三層構造があり、表層から順に分子層、プルキンエ細胞層、顆粒層となる。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます