タランチュラ星雲

読み:タランチュラせいうん
外語:Tarantula Nebula 英語
品詞:固有名詞

かじき座方向に見られる「大マゼラン雲」の中にある散光星雲。毒ぐも星雲とも呼ばれている。

目次

基本情報

物理的情報

  • 伴銀河: (該当資料なし)
  • 規模
  • 年齢: (該当資料なし)

観測情報

  • 絶対等級(MV): (該当資料なし)
  • 実視等級(V): 7.25等級 (SIMBAD)
  • 視線速度(RV)=後退速度
    • 251.0km/s(216.9km/cBeat) (SIMBAD)
    • みかけの後退速度: 251.12km/s(217.0km/cBeat) (z=0.000838から計算)
    • 実際の後退速度: 251.26km/s(217.1km/cBeat) (z=0.000838から計算)
  • 固有運動(µ): (該当資料なし)

主なカタログ番号

  • NGC 2070

HⅡ領域

銀河系の伴銀河である大マゼラン雲にある巨大なHⅡ領域(自ら発光する散光星雲)である。

このHⅡ領域は、局部銀河群内で最大ともされ、推定直径は200パーセク以上である。

これは星形成領域であり、星雲中央の若い高温の星々から強い紫外線が放射されていて、これにより星雲中の水素原子や酸素イオンが励起され、鮮やかな色を発している。

規模

推定質量は太陽質量の45万倍。

現在は散光星雲だが、このまま星形成が続くと、将来的には球状星団になると推定される。

超新星

大マゼラン雲内、タランチュラ星雲の外縁部でSN 1987Aが発見された。

関連するリンク
NGC 2070 -- Cluster of Stars @ SIMBAD
用語の所属
大マゼラン雲
散光星雲
関連する用語
HⅡ領域

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