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原油から、揮発油、灯油、軽油を蒸留したあとに残る、重質の油のこと。
日本では、重油はJIS K 2205-1980に規定がある。
重油の種類は、動粘度により1種(A重油)、2種(B重油)及び3種(C重油)の3種類に分類する。更に1種は硫黄分により1号及び2号に細分し、3種は動粘度により1号、2号及び3号に細分する。
また、品質は、内燃機関用、ボイラー用及び各種炉用などの燃料として適当な品質の鉱油であって、次の規定に適合しなければならない。
性状→ ↓種類 | 反応 | 引火点 ℃ | 動粘度 (50℃) cSt (mm2/s) | 流動点 ℃ | 残留 炭素分 質量% | 水分 容量% | 灰分 質量% | 硫黄分 質量% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1種 | 1号 | 中性 | 60以上 | 20以下 (20以下) | (注) 5以下 | 4以下 | 0.3以下 | 0.05以下 | 0.5以下 |
2号 | 中性 | 60以上 | 20以下 (20以下) | (注) 5以下 | 4以下 | 0.3以下 | 0.05以下 | 2.0以下 | |
2種 | 中性 | 60以上 | 50以下 (50以下) | (注) 10以下 | 8以下 | 0.4以下 | 0.05以下 | 3.0以下 | |
3種 | 1号 | 中性 | 70以上 | 250以下 (250以下) | ‐ | ‐ | 0.5以下 | 0.1以下 | 3.5以下 |
2号 | 中性 | 70以上 | 400以下 (400以下) | ‐ | ‐ | 0.6以下 | 0.1以下 | ‐ | |
3号 | 中性 | 70以上 | 400を超え1000以下 (400を超え1000以下) | ‐ | ‐ | 2.0以下 | ‐ | ‐ |
注)1種及び2種の寒候用のものの流動点は0℃以下とし、1種の暖侯用の流動点は10℃以下とする。
重油のうち、民間等でよく使われるのがA重油である。
低硫黄の1種1号はLow SulphurからLSA重油と呼ばれ、次のような用途がある。
高硫黄の1種2号はHigh SulphurからHSA重油と呼ばれ、次のような用途がある。
重油のうち、民間以外でよく使われるのがBおよびC重油である。
大型のボイラー、船舶、工場、火力発電所などの燃料として用いられている。
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