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宇宙速度のうち、地球から水平に打ち上げたとき、地表に近い円軌道に乗せることができる速度のこと。衛星速度、円軌道速度ともいう。
F:万有引力、G:万有引力定数、Me:地球の質量、m:人工衛星の質量、r:物体間の距離、とすると、万有引力Fは、次のようになる。
F=G×(Mem/r2) … (式1)
次に、ニュートンの運動方程式を考える。式は次の通り。
ma=F … (式2)
さて、簡単にするために人工衛星は地球の周りを円運動するものとする。その軌道高度は充分に低いと仮定し、仮に地球の半径Rと同じとする。
この時、人工衛星の速度をvとすると、上の運動方程式の加速度aは、次のようになる。
a=v2/r … (式3)
等速円運動の加速度は、このように半径と速度のみで定義できる。
式3を式2に代入すると、次のようになる。
m×(v2/r)=F … (式4)
更に式1を代入すると、次のようになる。
m×(v2/r)=G×(Mem/r2)
これをvについて解くと、次のようになる。
v=√(GMe/r)
つまり、この速度vは最低限であり、この速度を超えたとき、人工衛星は速度に応じた高度で円運動できる。
求められた式に、以下の値を代入して式を解くこととする。
結果は、次の通りである。
v1=約7.91×103[m/s]
この値はつまり約7.91km/s(6.8km/cBeat)であるが、これを時速に直すと約28,486km/h(68Mm/hBeat)となる。
乗用車などの速度とは比較にならないが、ロケットは実際にこの程度の速度を実現させているわけである。
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