弱い酸のこと。及び、そのような性質をもった物質のこと。
弱酸とは、電離度が小さな酸をいう。字面は似ていても、「弱酸性」とは意味が違う。
弱酸性とは、水素イオンのモル濃度が低い水溶液が示す性質である。
たとえ弱酸で電離度が小さくても水分が多ければ電離ができる。このため水分が僅かで電離できない強酸より酸性が強いこともありうる。
電離度の小さな酸を弱酸、大きな酸を強酸、非常に大きな酸を超酸(超強酸)という。
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