ヒトを含む哺乳類の雌性生殖器の一つ。大陰唇の内部にあり、膣前庭周辺を覆っている襞状の皮膚。
左右に一対ある。普段は閉じており、中にある尿道口や膣口への黴菌の進入を防いでいる。
大きさは個体差があり、また左右で大きさが違うこともある。幼少時で既に大きい人もいれば、幼少時は小さく、思春期頃に大きく発達してくる人もいる。
思春期頃よりメラニン色素が沈着して色がついてくるが、色も個体差がある。俗に、異性経験が多いほど色が濃いなどと言われるが、全く根拠のない俗説である。
発生学的には男は女の奇形であり、男の生殖器は女の生殖器の奇形として作られる。
この小陰唇は、雄性の陰茎や尿道に相当する。
陰茎は小陰唇、先端の亀頭は陰核が、それぞれ変化して作られる。
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