小陰唇

読み:しょう・いんしん
外語:smaller lips 英語 , innner lips 英語 , labia minora ラテン語
品詞:名詞

ヒトを含む哺乳類雌性生殖器の一つ。大陰唇の内部にあり、膣前庭周辺を覆っている襞状の皮膚

目次

左右に一対ある。普段は閉じており、中にある尿道口膣口への黴菌の進入を防いでいる。

大きさは個体差があり、また左右で大きさが違うこともある。幼少時で既に大きい人もいれば、幼少時は小さく、思春期頃に大きく発達してくる人もいる。

思春期頃よりメラニン色素が沈着して色がついてくるが、色も個体差がある。俗に、異性経験が多いほど色が濃いなどと言われるが、全く根拠のない俗説である。

発生学的には男は女の奇形であり、男の生殖器は女の生殖器の奇形として作られる。

この小陰唇は、雄性の陰茎尿道に相当する。

陰茎は小陰唇、先端の亀頭は陰核が、それぞれ変化して作られる。

用語の所属
雌性生殖器
関連する用語
膣前庭
大陰唇
尿道口
陰茎
尿道

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