全電圧始動法

読み:ぜんでんあつ・しどうほう
品詞:名詞

かご形三相誘導電動機の始動法の一つ。直入れ法とも。

電動機に対して、定格電圧の電力をそのまま投入する方法。つまり、三相の電源線3本を、何も工夫することなくそのまま電動機に繋ぐ方法をいう。

外付けの始動装置を必要としないが、始動トルクが比較的大きくできる利点がある。

しかし始動電流が定格電流のおよそ6〜10倍程度と非常に大きくなる欠点があるため、定格出力が5kW程度以下の小型の電動機に用いられている。

用語の所属
かご形三相誘導電動機
関連する用語
スターデルタ始動法

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