二次胆汁酸

読み:にじ・たんじゅう・さん
外語:secondary bile acid 英語
品詞:名詞

小腸の菌により一次胆汁酸は脱抱合化と脱水酸化を受け二次胆汁酸となる。二次胆汁酸には発がん性があることが知られている。

デオキシコール酸リトコール酸がある。

デオキシコール酸(12位のOH基がない)
デオキシコール酸(12位のOH基がない)

リトコール酸(7位と12位のOH基がない)
リトコール酸(7位と12位のOH基がない)

脂肪を摂り過ぎるとその分一次胆汁酸が多く分泌されることになり、延いては多く二次胆汁酸が腸内菌により生成されることになるため、大腸がんなどの発がんリスクが高まることになる。

物質の所属
胆汁酸
該当する物質
デオキシコール酸
リトコール酸
関連する用語
小腸

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club