ハウメア

読み:ハウメア
外語:Haumea 英語
品詞:固有名詞

太陽系の天体の一つで、準惑星の一つであり、冥王星型天体の一つである。

目次

基本情報

衛星

衛星は二つ。ハウメアの子供である女神の名前が付けられた。いずれもハワイ語。

  • ヒイアカ(Hiʻiaka) ‐ 外側にある明るい衛星、ハワイ島の守護神から
  • ナマカ (Namaka) ‐ 内側の暗い衛星、水の精霊から

構成成分

天体の成分は、冥王星と同様に岩の塊で、表面には薄い氷の層があると推定される。

誕生当時は冥王星のように岩石の核に厚い氷の層を持っていたと考えられるが、他の天体の衝突などにより氷の大部分は剥ぎ取られ、岩石質の準惑星となった。

なお、この時の氷の破片の一部は、ハウメアの衛星になったと考えられている。

天体名

ハウメアは、ハワイ神話に登場する多産と豊穣の女神である。

また、大地の女神として石を象徴する存在でもあるとされる。

天体の発見

2004(平成16)年12月28日にカリフォルニア工科大学のマイク・ブラウン(Michael Brown)博士ら観測チームにより発見された。

天体名は、共同発見者で米・エール大学のDavid Rabinowitzにより提案された。

準惑星への分類決定と名称は、IAUが2008(平成20)年9月17日付で発表した。

用語の所属
エッジワース・カイパーベルト天体
準惑星
関連する用語
冥王星
エリス

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