スウェーデンの天文学者、物理学者。
生没1814(文化11)年8月13日〜1874(明治7)年6月21日。
キルヒホッフよりも早くスペクトル線の吸収と放射についての知見を得、キルヒホッフが分光学を確立してから、それを天文学に応用した。
太陽のスペクトルの研究で著名で、その成果は1868(明治元)年に発表された。この中で、太陽大気中には水素が存在することを報告している。
詳細な太陽スペクトルの図の作成や、スペクトル線の位置を10−10m(10−8cm)まで算出した。このことにちなみ、10−10mすなわち0.1nmのことをÅ(オングストローム)と呼ぶようになった。
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