アケビ

読み:アケビ
外語:Akebi 英語 , akebi/o エスペラント , Akebia quinata (Houtt.) Decne 学名
品詞:名詞

アケビ科の落葉木本。俳句では「あけび」は秋、「あけびの花」は春の季語で、花言葉は「才能」。漢字では「通草」、「木通」などと書く。

目次

分類

▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。

かつての新エングラー分類法とクロンキスト分類法と現在のAPG分類で、分離が大きく変わっている。

旧階層

古い分類法での階層構造は次の通り。

新エングラー分類法

クロンキスト分類法

  • 綱: モクレン綱 Magnoliopsida
  • 亜綱: モクレン亜綱 Magnoliidae
  • 目: キンポウゲ目 Ranunculales
  • 科: アケビ科 Lardizabalaceae

生態

はつる性で、他の木などに巻き付く。

花期は春。

秋には紫色の外皮の実を付ける。中には、黒い種のついた白い細長い胎座があり、これが甘い果物として古くから珍重された。

他にもアケビは用途が広く、蔓は籠に編まれて使われ、種子は絞ってアケビ油が取られ、また漢方薬では茎が木通という鎮痛剤として用いられる。

用語の所属
植物界
被子植物門
関連する用語
漢方薬

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