生物学においては雄、占星術においては火星を表わす記号。
元々の♂の由来は占星術である。丸と矢印は、ローマ神話の軍神マルス(ギリシャ神話のアレスに対応)の盾と槍から図案化された。
雄(男)の記号として使い始めたのは、18世紀のスウェーデンの植物学者リンネで、現在では世界共通である。現在ではこの用法が主なため、矢印が男性器を意味するように解釈されることも珍しくはないが、それは実際には正しくない。
Unicodeにおいては、同様に金星が由来となる♀とともに、占星術の記号と並べて配置されている。
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