1973(昭和48)年に起きた、新幹線での数少ない脱線事故の一つ。
鳥飼基地から新大阪駅へ向かう回送列車が、ATCの停止信号にも関わらず本線へ飛び出し、分岐器を破壊した上で脱線した事故である。
本線はこだまが高速で接近していたが、横倒しとなった車両が線路を短絡し、停止信号が出たために現場直前で緊急停車、大惨事だけは免れた。
新幹線初の脱線事故であり、2004(平成16)年に新潟県中越地震による脱線事故が起こるまでは新幹線唯一の脱線事故だった。
原因は、分岐器(ポイント)での車輪とレールの摩擦を減らすために設けられている塗油器から、通常より多く油が出たために滑走したものとされている。
以降は、停止信号が出た際は必ず手前で一旦停止するなどの安全対策が徹底されるようになっている。
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