鉄道用の道床の一種。現在は、主として新幹線、高架鉄道などで採用されている。
山陽新幹線の建設時に、主として保守作業の軽減を目的として導入された軌道である。
この特許は、当時の国鉄が取得している。
まくらぎと道床を一緒にしたような構造になっていて、工場生産した厚さ20cmのコンクリート板を、ところどころに突起を設けたコンクリート路盤上にモルタルで固定し、その上にレールを敷くもの。
建設費が若干高くなるが、新幹線の場合は、その後の保守費がバラスト軌道よりも安くなるので、長い目で見れば割安になる。そのため、新幹線だけでなく、同様の計算が成り立つ高速鉄道などにも導入されている。
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