サンロクトオ

読み:さんろくとお
外語:36-10: diagram revision in Oct.,1961 英語
品詞:名詞

国鉄が1961(昭和36)年10月に行なった全国ダイヤ改正の通称。サンロクトウと表記されることもある。

目次

1957(昭和32)年に開始された国鉄第一次五ヵ年計画(実際には1961(昭和36)年に打ち切り)の総仕上げとして実施されたダイヤ改正である。

北は北海道から南は九州まで特急列車が設定されたということが特筆される。増発列車キロは11万キロにもおよび、特に特急の本数はそれまでの3倍になっている。

内容

カッコ内はダイヤ改正前。

  • 特急列車 ‐ 26往復52本 (9往復18本)
  • 急行列車 ‐ 113往復226本 (63往復126本)
  • 準急列車 ‐ 224往復448本 (100往復200本)

主な列車

その他の特徴

西日本は電化の進捗が比較的進んでいたので電車の特急列車が多いが、北日本ではあまり電化が進捗していなかったので気動車特急が多い。北日本で電車特急が増えるのは1968(昭和43)年(ヨンサントオ)まで待たなければならない。

その一方、普通夜行列車が縮小された。利用者を昼行特急や寝台列車を利用するようにさせる増収策の一環だという。

関連する用語
ダイヤグラム
時刻表

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club