いばっピ

読み:いばっピ
外語:ibappi 英語
品詞:商品名

茨城交通ICカード乗車券の愛称。ソニーが開発したFeliCaシステムを採用している。

目次

  • 導入: 2015(平成27)年12月1日
  • カードタイプ: Cタイプ (FeliCa)
  • カード規格: 独自規格
  • ID番号: IB
  • 導入エリア: 茨城交通
  • 利用者数: 不明
  • 相互利用: 予定なし
  • 運賃支払い機能
    • プリペイド方式によるSF機能
    • 定期券機能
  • カード種別
    • プリペイド券 (無記名式、記名式) SF機能
    • 定期券 (記名式) SF機能+定期券機能
  • デポジット: 不明
  • 会費等: 無料
  • 紛失時: 不明
  • 電子マネー機能: 予定あり
  • その他サービス: なし

茨城交通のバスカードとして登場した。斬新なカード名称は2014(平成26)年11月から公募され、2015(平成27)年5月13日に発表された。4,177件の応募があり、選定理由として次が挙げられている。

  • 「茨城」をイメージさせる
  • ICカードを運賃箱などにタッチした際の音をイメージさせる
  • 軽やかで親しみやすい名称である

カードは2015(平成27)年11月25日に先行発売され、2015(平成27)年12月1日から利用が開始された。

ICカード導入に伴い、従来の回数券は開始前日の2015(平成27)年11月30日で販売終了となった。回数券の利用・払戻し期限は2016(平成28)年6月30日までである。

定期券(65歳以上対象の茨交漫遊パス等を含む)も、2016(平成28)年2月27日から「いばっピ」へと移行した。

利用可能地域

  • 茨城交通の路線バス

バスであっても、以下は使用できない。

  • コミュニティバス
  • 高速バス
  • 空港バス
  • 観光バス

販売額

不明。

チャージ

  • 営業所
  • 水戸駅前案内所
  • 路線バス車内

プレミアム額

チャージ時のプレミアム額はないが、次の割引が自動的に適用される(1円未満は切り上げ)。

  • 利用者割引 (自動で10%割引精算)
  • 平日昼間割引 (平日昼間10:00〜14:00の乗降ではさらに10%の割引)

乗継割引

前回の降車から60分以内に次の乗車をすると、大人50円、小児および障害者で30円の乗り継ぎ割引が適用される。

  • 3回以上連続で乗り継ぎの場合、2回目も3回目以降も、連続して割り引きが適用される
  • 前の降車と、次の乗車で、バス停が違っていても適用される
  • 往復でも可
  • 利用者割引、平日昼間割引も重複して適用

利用者割引・平日昼間割引・乗継割引が全て適用された場合、最大で33.5%の割引運賃となる。

電子マネー

将来的には電子マネー機能が計画されているとのことである。

有効期限

最後の利用日から10年間。

「いばっピ」のカード内情報は全て暗号化されている。有料無料問わず広く配布されている各種カードビューアーアプリを使っても読み取ることができず、このためアプリでは残額確認もできない。

将来的に、同じみちのりホールディングス傘下で、現在は茨城交通に吸収合併された旧日立電鉄交通サービスの「でんてつハイカード」と共通化しSuica機能を持たせる計画が発表されているため、何かしら「いばっピ」の仕様変更がなされる可能性がある。

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