L.C.L.

読み:エルシーエル
外語:L.C.L. 英語
品詞:名詞

エヴァンゲリオンのエントリープラグ中に注入されている液体。

目次

この液体が肺を満たすと、液体の中にいながら呼吸できるようになる。液体で肺を満たす事で、強い加速度を受けた際にも肺を損傷する危険が減るらしい。

また、疑似的なスクリーンを形成することが可能で、加えエヴァンゲリオンと搭乗者との神経接続も可能とする。

色はオレンジ色であるが、描写されるシーンによっては赤みが濃いこともある。

性質

L.C.L.は液体だが、水のように機械に障害をもたらすことはない。エントリープラグ(コックピット)内にS-DAT装置やビデオカメラなどが持ち込まれてL.C.Lに浸されているが、故障はしていない。

この液体の中では血は浮くが涙はちゃんと下に流れて膝に落ちる。

製法

エントリープラグに充填しているL.C.L.は、第2使徒リリス(LILITH)の体液であり、リリスから流れ出るものを集めたものである。それは「生命のスープ」とされ、また自我境界=A.T.フィールドを喪失し、還元されたものともされる。実際に、リリスから生まれた人類は、リリスのアンチA.T.フィールドがあればその個体を保てなくなり次々と液状化(L.C.L.化)する。

第2使徒リリスは、神奈川県第3新東京市にあるNERV本部の地下最深部、ターミナルドグマ(旧世紀版での名、新劇場版ではセントラルドグマ)に磔にされている白い巨人である。

このリリスは第1使徒アダム(ADAM)とともに「生命の源」で、アダムが生命の実を得た存在であるのに対し、リリスは知恵の実を得た存在である。アダムは使徒を産み出すが、リリスは人類を産み出し、人類にはその力が継承されているとされる。

語源

L.C.L.はLink Connected Liquidだとする説があったが、これはGINAXにより公式に否定されている。

用語の所属
新世紀エヴァンゲリオン
関連する用語
A.T.フィールド

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