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エクシングが販売している業務用通信カラオケシステムのシリーズ名。
本体は「通信カラオケ・コマンダ」と呼ばれている。
最初の機種JS-1は、X2000と同じ1992(平成4)年に登場した。3,100曲から始まったが、翌年には5,000曲、1995(平成7)年には業界初10,000曲突破と順調に曲数を伸ばし人気を獲得、首位を独走した。
しかし通信カラオケ後発(但しレーザーカラオケ時代からあるので、カラオケ業としては先発)のDAMに押されるようになり、1997(平成9)年には遂に業界二位に落ち、同年、対抗として新機種HyperJoyシリーズに移行した。それでもシェア面でDAMを超えるには至っていない。
但し、HyperJoyシリーズ以降、VOCALOIDオリジナル曲や東方プロジェクトの楽曲など、同人音楽の拡充にも力を入れており、JOY以外に選択肢がないというコアなファンを獲得するに至っている。
代表的な機種について以下に示す。
JS-1、JS-2、JS-20と、関連するシリーズとしてパブ・バー向けのMJ-10や、観光バス等車載向けのJB-20などが存在する。何れも、配信を含めた情報サービスは終了しており、新曲の登録はない。
JS-1、JS-2、JS-20の三機種については、ダイアルアップでの配信自体は継続しているため、電話回線に接続すれば、配信済みの曲については演奏可能。
選曲番号は最大5桁。
HyperJoyシリーズ最初の機種で、1997(平成9)年発売。
それまで弱かった、マイナー曲やアニソンを大幅に拡充し、DAMへの対抗とした。発売後も曲数は増え続け業界トップを維持し続けたが、曲数は後にUGAに抜かれた。
JOYSOUND全曲に加えてHyperJoy専用曲も追加された。
選曲番号は最大5桁。
HyperJoyシリーズの二機種目で、2003(平成15)年発売。
HyperJoyまでの全曲に対応し、更に次のようなV2専用曲に対応した(50音順)。
HyperJoyV2以降の専用曲は、選曲番号が6桁となった。
HyperJoyシリーズ最後の機種で、2006(平成18)年発売。
HyperJoyV2までの全曲に対応し、更にWAVE専用曲にも対応するが、リクエストによる新曲配信は2013(平成25)年11月度決定曲の配信をもって終了した。なお、既に配信済みの曲については以降も選曲できる。
WAVEから、新たに次のサービスに対応した。
全国採点の新機能の影響は絶大で、これによりHyperJoyは「音ゲー」となったのである。
「うたスキ」はSNSだが、サービスのうち「マイうた」は良く歌う曲を登録する機能で、カラオケボックスで、キョクNAVIから呼び出して選曲することが出来る。
この他、次のような機能、コンテンツに対応している。
HyperJoyに代わる新シリーズで、2009(平成21)年発売。
また、次のサービスに新規対応する。
キョクNAVI(リモコン)のJR-200Xは、簡単にログインできる新機能が搭載された。キョクNAVIのJR-200XはWindows Embedded CE 6.0が採用され、GUIはInternet Explorerとして動作している。
CROSSOはカメラを標準搭載しているため、余程の事情が無い限りは、部屋に標準搭載のカメラがそのまま置かれている。監視カメラと間違われないようにするためか、『「うたスキ動画」用のカメラです!』なる注意書き?が書かれている。
CROSSOに代わる新シリーズで、2012(平成24)年発売。ほぼ同仕様のナイト市場向け姉妹機にJOYSOUND fR JS-FRがある。
また2014(平成26)年6月にリニューアル版のJOYSOUND f1 JS-F1v、JOYSOUND fR JS-FRvが発売された。
買収したBMBのUGAとの統合後初となるモデルである。UGAのノウハウ(間奏の時間表示など)が継承されている。
リモコン装置の名前が「キョクナビ」と全てカタカナになった。キョクナビJR-300は、Android端末となり、動作が軽快になった。が、まだ完成度が低く、JR-200Xと比べると操作性はいまいちである。
JOYSOUND f1は、従来と違って演奏中のキーが画面に表示されない、歌い直しで全国の採点が再表示されないなど様々な不便な問題がある。クレームが多かったと思われ、後継のMAXでは改善された。ただ、キョクナビでどの画面からでも採点機能が切り替えられる機能はMAXでも実現していない。
MIDIシーケンスデータを再生するための音源を一新し、従来のMIDI音源に代えて新開発されたカラオケ専用音源「X-Leben」を採用した。
エクシングの説明によれば、従来のMIDI音源のメモリーは音素の容量が40Mバイト程度だったのに対して、「X-Leben」は52Gバイトと圧倒的な増量(1300倍以上)が図られており、生音源の音で、まるで生演奏しているかのような臨場感を実現するとしている。
新機能の他にも、様々な改善点がある。
なお、CROSSOまではどの画面からでも採点モードが切り替えられ、分析採点で練習して全国採点に挑戦するのも楽だったが、JOYSOUND MAXのキョクナビでもその点は改善されなかった。
その代わりにか、タブレット型検索端末JOYPADが用意された。この端末設置店であれば、JOYPADから簡単に採点モードを切り替えられるので楽である。
MAXの改良版。MAXから劇的に変化したわけではないが、次のような新機能がある。
どれだけうまく歌えたかを点数評価する機能である。この手の機能は初期のレーザーカラオケ時代から存在したが、JOYSOUNDはこれをSNS「うたスキ」と通信対戦ゲーム「全国採点ONLINE」としてしまったことが大きな特徴であり、カラオケという遊びを大きく変貌させた。
機種ごとに評価アルゴリズムが異なり、同じように歌っても機種ごとに全く点数が違うが、これを一緒くたにして「全国採点ONLINE」として運用されたこともJOYSOUNDの大きな特徴であった。JOYSOUND MAX登場以降は、JOYSOUND f1/MAX以降のみの「全国採点グランプリ」となり、旧機種の全国採点ONLINEとは分離されたが、f1とMAXでも評価アルゴリズムはかなり違う。
アルゴリズムごとに整理すると、次のようになる。
HyperJoyV2から対応した生音演奏の機能が「スゴオト」である。スタジオ録音などをしたサンプリングデータを再生する。従来の演奏より高音質のため「スゴオト」と呼んでいるが、実際には全然凄くないと評判だった。
これはMIDIシーケンスでないためか、早送りが出来ない。
CROSSO以降は別の生演奏機能として「生演奏」が追加されたこともあってか、2015(平成27)年5月8日、「都合により」スゴオトの配信を5月11日から順次停止すると発表した。ただし、スゴオトがある曲全てに生演奏が用意されているわけではない。
削除された曲数は一覧に掲載されただけで2,878曲あり、つまりJOY自慢の総曲数が3000曲近く減少したことになる。4桁減はJOY始まって以来初めてとみられる。
HyperJoyV2から対応した、歌詞テロップが画面上を動き回る機能である。
全曲が対応しているわけではなく、専用に用意された曲のみ。
真面目に歌おうとする場合には選曲してはならない。
旧式が5桁以内、新式が6桁だが、HyperJoyV2以降では双方に対応している。
5桁時代は1万の位に特殊な用途が割り当てられていた。6桁になっても5桁目は同様に使われている。
公式な附番基準は不明だが、以下は、実際の番号を確認した結果。
入力時、番号の頭の0は省略できる。
「本人映像」は、以前は「PVカラオケ」や「PVクリップ」などと表示されていた。
「本人歌唱映像」は、以前は「PV」などと表示されていた。
JOYSOUNDの選曲番号1は、夏木マリの「お手やわらかに」である。
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