スペースオペラ

読み:スペースオペラ
品詞:名詞

宇宙西部劇とも表現されるSFジャンルで、壮大な宇宙を舞台に縦横無尽に主人公達が大活躍するような冒険活劇物。多少の科学考証の矛盾やいいかげんさは問題とせず、爽快なストーリー展開とエンターテイメント性を第一に考えたものが多い。

1930年代後半にSF業界の主要ジャンルとなり、当時のSF雑誌の最大の売り物となった。一部からは西部劇(ホース・オペラ)の舞台を宇宙に移し替えただけである、内容が低俗で三流の活劇だ、等と批判されることも多かったが、非常に熱狂的なファンを抱えて現在に至るまで伝統的なSFの中核であり続けている。

代表的な作品にエドモンド・ハミルトンの "キャプテン・フューチャー" や、E・E・スミスの "宇宙のスカイラーク"、"レンズマン"、C・L・ムーアの "ノースウエスト・スミス" などがある。日本では1977(昭和52)年に高千穂遙の "クラッシャージョー" によって広められた。

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