エコアイス

夜間電力を利用するために空調の電気代が安くなり、電力会社から見れば夜の余剰電力が多く利用されることによって発電コストが安くなる、というメリットがある。

普通の空調システムよりも初期コストがかかるが、コスト増分を下げて普及を図るために国の補助金制度が整備されており、初期コストが低減できるようになっている。国の補助金制度を活用することで、エコ・アイスと従来の非蓄熱式空調との差額の1/2相当が助成される。

東京電力の説明によると、夜間電力料金の適用により補助金額を除いて実質増額となった1/2相当のコストは2〜3年で回収可能とされる。また発売当初のエコ・アイスには10馬力以上の機種しかなかったが、1999(平成11)年秋に5馬力・6馬力・7馬力のエコ・アイスminiが新登場した。

1999(平成11)年4月〜6月にかけて電力会社が一斉にキャンペーンを行なった。

多くの電力会社のマスコットキャラクターは普通のペンギン(日本語を喋るので、そのような意味では普通ではない)だが、東北電力だけは何故かぺんぎんの被りものをかぶった9才位の女の子となっていて、これが一部に熱烈なファンを持っている。