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データイースト制作のアクションシューティングゲーム。サブタイトルは"戦う人間発電所"。1988(昭和63)年1月にアーケード用として登場し、その後 X68000 やメガドライブに移植された。またセガサターン版の開発も終了しているらしいが未だに発売には至っていない。
当時はチェルノブイリの原電事故が起きて間もない頃であり、ストーリーが非常に不謹慎だと言われたが、データイーストの社長は「カルノフの続編なのでチェルノブにせざるを得なかった」と言っているらしい。
不可解なのはストーリーだけでなく、ゲーム中での文章やアイテム名なども非常に奇怪でプレイヤーを困惑させた。たとえば、"赤城山ミサイル"、"円高コイン"、"ドル安コイン"、"LET'S GO GO GO!"、"エンド" など、一部では既に伝説となっている。
これら必要十分な条件を揃えていながらも、チェルノブはクソゲーと呼ばれることはない。何故ならゲーム自体がかなり完成された斬新なシステムを持っていたからだ。基本的には強制横スクロールアクションだが、主人公のチェルノブは立ち止まることはできても後ろに進むことはできない(それが超人の使命だそうだ)。後ろを向くには専用のキーが用意されており、この機能をうまく利用できるかがゲームの鍵を握っている。このシステムに、敵やアイテムの微妙な配置が重なり非常に中毒性の高い、面白いゲームとなっているのである。
音楽が妙にかっこよく仕上がっていて、隠れた人気がある。
ストーリー ある日、原発の爆発が起き、 その時、爆風下に 炭坑夫 チェルノブがいた。 九死に一生を得たが、彼の体は 異常能力に支配されていた。 超人として生きる決意をした。だが… デスタリアンの触手はすでに彼にも 行け! チェルノブ 我前に敵は無し
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