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しげの秀一著作の四輪走り屋まんが。講談社ヤングマガジン連載。TVアニメ化2シリーズおよび3シリーズ目として劇場版が制作された人気作。
群馬の秋名山(注:架空の地名)に毎朝誰もいない時間帯に現われるバカっ速の謎の "ハチロク" (トヨタAE86スプリンタートレノ)。「藤原とうふ店」の自家用車ロゴ入りのその車に乗るのは実はまだ高校生の「藤原拓海」であった。彼は普段はぼーっとした大した特徴もない少年だったが、中学時代から家業のとうふを卸すために秋名の峠を毎朝走り込んでおり、しかも伝説の(?)走り屋である父親のちょっとした英才教育により、高校生にして最強のダウンヒルスペシャリストと化していたのだ。これはそんな拓海の最強伝説を描いた物語である。
トヨタのハチロクと言えばかつてはそれなりに走り屋に人気のあった車種だがすでに古く、中古屋でも比較的安価に購入できるものであった。が、このマンガの人気に合わせて中古ハチロクの売上が急上昇し、アニメ化され一般に知られるようになった頃には異常なほどのハチロク再ブームが起こってあちこちの中古屋で品切れが続出したと言われる。また素人が猿真似で走り屋を気取るケースも続出し、マナー知らずの上に技術も低く、作中で多用されるドリフトに挑戦する者も多かったため、急激に峠での事故が多発することとなった。このため警察も取締りを強化することとなり、元々いた走り屋達には大変不評な事態となった。このケースが新聞などで報道されるようになったことで、マンガ連載の枠外に「劇中の走行は大変危険なので真似しないでください」との注釈が付けられるようになった。
ちなみに秋名山は存在しない知名だが、榛名山がモデルとなっており道路の状況などもほとんどそのまま実際と同じになっている。なお、秋名以外にも多数の峠が登場するがこれらは実名のままである。
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