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早期警戒管制機のこと。
元々はアメリカ空軍のE-3セントリーの計画名称として用いられていたものだが、現在ではこのシステムを搭載している機体の機種名称となっている。
AWACSは空飛ぶレーダーサイトとも呼ばれ、地上のレーダーサイトでは地表の湾曲によりレーダー波の届かない遠方にも上空からだとレーダー波を届かせることが出来るので、それによりより広大な範囲を監視し、得た情報に基づいて自軍部隊の指揮・誘導までも行ない、そのため空飛ぶ司令部とも呼ばれる。
AWACSとして有名なのはアメリカ空軍のE-3であるが、E-3は高価であるため、アメリカ海軍のE-2Cホークアイで我慢している国も多い。
日本では1976(昭和51)年に起ったミグ25亡命事件を契機に導入が検討されたが、この際にはE-3は専守防衛に必要な能力を上回っているとの理由でE-2Cを導入した。
しかし、その後湾岸戦争でE-8の高性能ぶりを目のあたりにした日本政府は「航空軍事技術の向上」を理由に導入を決定したが、この時既にE-3のベースであったB-707の生産は修了してしまっており、B-767をベースとしたE-767を新たに開発してもらい、4機を導入した。
この新規開発のために元々高価だった価格は倍近くとなり、なんと1機570億円もしてしまった。
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