豊富バイパス

読み:とよとみ・バイパス
外語:Toyotomi bypass 英語
品詞:固有名詞

国幹道の北海道縦貫自動車道(道央自動車道)に並行する一般国道として計画された国道40号のバイパスで、事実上の道央自動車道の一部と考えられる高規格幹線道路。

目次

起点・終点

  • 起点: 北海道宗谷総合振興局管内天塩郡豊富町字東豊富(豊富サロベツIC) (幌富バイパス)
  • 終点: 北海道宗谷総合振興局管内天塩郡豊富町字開源(豊富北IC)
  • 延長: 16km

設計諸元

  • 構造規格: 第一種第三級
  • 設計速度: 80km/h(192km/hBeat)
  • 道路幅員: ‐
  • 車線数: 4車線(暫定2車線)

規制等

  • 制限速度: 未確認
  • 最低速度: 50km/h(120km/hBeat)
  • 標識規制: 未確認

法定路線名

  • 一般国道40号豊富バイパス

沿革

  • 2004(平成16)年11月6日: 豊富サロベツIC〜豊富北IC 供用開始
  • 2010(平成22)年3月14日: 豊富サロベツICに幌富バイパスが接続

目的

現道には所々市街地があるが、冬は吹雪で視界不良になり、しばしば通行止となっていた。

そこでこのバイパスは、現道の東にある林の更に東に作られることになった。吹雪の日でも、この既存林が暴風雪を防ぎ、視界を確保するのである。

この目的のため、さほど距離があるわけでもないこの道路は建設が急がれた。

供用後

道路は4車線フル規格で造られていて、両車線とも舗装されている。そして、右側車線を塞いで2車線供用としている。規制ポールさえなければ、見た目は中央道と言ったところである。

既存林により多少は暴風雪を避けられるようになったため、全シーズンにおいての交通が確保された。但し、あくまで天然の林なので、その防御効果は最低限のものである。

接続する主な道路

  • 手前のバイパス: 幌富バイパス (豊富サロベツIC)
  • 国道40号 (豊富北IC)
  • 北海道道84号豊富浜頓別線 (豊富サロベツIC)
  • 北海道道923号メナシベツ豊富線 (豊富幌加IC)

並行する鉄道

  • JR宗谷線

経由する自治体

北海道宗谷総合振興局
天塩郡豊富町

具体的なIC等は次のとおり。

  • 2 豊富サロベツIC (幌富バイパス、北海道道84号豊富浜頓別線)
  • 3 豊富幌加IC (北海道道923号メナシベツ豊富線)
  • 4 豊富北IC (国道40号現道)
関連する用語
国道40号
北海道縦貫自動車道 (国幹道)
関連する道路
道央自動車道

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