常備排水量

読み:じょうびはいすいりょう
品詞:名詞

弾薬を3/4、燃料を1/4、水や消耗品を1/2搭載した状態での排水量のこと。

大正末期まではこの状態を基準にして艦の設計を行なっていたが、時期や設計者によって搭載品の内容に違いがあり、戦闘時に最適な性能の基準とするには不適当であったため、以後の艦は公試排水量を基準にするように改められた。

なお、現在の海上自衛隊のいう「常備排水量」とは旧海軍でいうところの「公試排水量」のことである。

関連する用語
排水量
公試排水量
海上自衛隊

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club