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神奈川県が管理する三崎と城ヶ島を渡す橋で、有料道路。
城ヶ島に至る道はこれのみであるため、渡橋料は往復料金である。
以下は普通利用の料金。この他に、回数利用(10回分料金で11回)と、定期利用(月極)がある。
自転車および徒歩は無料。
島に行く時だけ、普通乗用車が150円、軽自動車は50円を徴収される。料金所は行きのみにあり、帰りにはないため、実質的な入島料である。
事業費7億円で、1957(昭和32)年4月に起工、1960(昭和35)年4月に供用を開始した。23年間で償還されたが、現在も橋の維持のために渡橋料が徴収されている。
橋の管理は、「三崎のマグロ」で有名な三崎も管理している、神奈川県東部漁港事務所がしている。
人件費削減のため、早朝深夜には料金所に人はおらず無料で通行できる。料金徴収は朝の8時から、午後7時(3月から10月)または午後6時(11月から2月)である。
昭和30年代頃、遠洋漁業が発達したことで三崎漁港は拡張が必要となるが、その土地がなかった。
そこで、三崎の対岸である城ヶ島を利用することになる。橋が出来る以前には渡し舟があったが、その漁業用地の利便性を高める島の開発のため、橋が架けられた。
橋は船舶の航路となるため航路を確保するため、橋脚間の幅は85、橋梁の高さは満潮時から21mの確保が必要となり、この条件を満たすために鋼床板箱桁型式構造が採用されている。
島に至る道であるため、台風等の強風時、大地震発生時などの場合、通行止めとなる。
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