閻魔王

読み:えんま・おう
外語:Yamaraja 梵語
品詞:名

仏教の冥府の王であり、地獄を守護する天部である。

目次

支那から伝わる仏教の閻魔十王信仰では、冥途の旅五七日の裁判官。この裁判官は実は仏であり、地蔵菩薩であるとされる。

ここから、五七日忌(35日目)の供養本尊として祀られる。縁日は1月と7月の16日。焔摩天、閻魔天。

古代において冥府には十柱の王(閻魔十王)がいるとされ、閻魔王はその裁判長であると伝えられていた。

奈良時代以降は因果応報に基づき死者を裁く存在として地蔵菩薩と習合され信仰されるようになった。

用語の所属
仏教
閻魔十王
輪廻転生
関連する用語
地蔵菩薩
ヤマ
因果応報
五七日

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club