死後2年目にあたる忌日。またこの日に行なわれる年忌法要のこと。
死者は既に輪廻を終えているが、その輪廻先に不満があれば、転輪王(阿弥陀如来)により三回目の再審が行なわれるとされる。
2年目なのに三回忌であるのは、死んだ日が一回目の忌日、1年目が二回目の忌日、そして2年目が三回目の忌日、として数えているためである。
これは元々は仏教の発想とは異なり、支那の儒教から来ている。
また、この三回忌まではインドや支那の風習を取り入れたものであったが、これより後の法要は日本独自のものとなる。
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