ア | イ | ウ | エ | オ |
カ | キ | ク | ケ | コ |
サ | シ | ス | セ | ソ |
タ | チ | ツ | テ | ト |
ナ | ニ | ヌ | ネ | ノ |
ハ | ヒ | フ | ヘ | ホ |
マ | ミ | ム | メ | モ |
ヤ | ユ | ヨ | ||
ラ | リ | ル | レ | ロ |
ワ | ヰ | ヴ | ヱ | ヲ |
ン |
A | B | C | D | E |
F | G | H | I | J |
K | L | M | N | O |
P | Q | R | S | T |
U | V | W | X | Y |
Z | 数字 | 記号 |
日蓮系の新興宗教団体である霊友会、およびその分派教団の会員が、日常読経する短い経巻の通称で、霊友会系教団の教典の一つ。
1928(昭和3)年に霊友会の創設者である久保角太郎が編纂した。
表題は「南無妙法蓮華経 朝夕のおつとめ」である。
非売品であり、基本的には会員のみが入手できる。名前は紙が青い所から付けられたが、法友之会のように紙が黄色いものもある。
青経巻に書かれる経は、次の経のそれぞれの抜粋である。
こうして作られた青経巻ゆえに、勝手に経を抜粋したり付け加えたり、あまつさえ仏教の教えにはない先祖供養などを加えるとは邪(よこしま)極まりないと他宗派からは(当然だが)厳しく批判されることになる。しかし、基本的な在家主義仏教は、この青経巻の登場によって基礎が固まったとされている。
青経巻はあくまで抜粋なので、これを読むだけでは法華経の教えの全てを知ることは無理である。青経巻は法華経への入口であるといえ、青経巻の次に読むべきはむろん法華経の全文である。それと同時に青経巻は長大な法華経から重要な部位が厳選凝縮されているので、こうして法華経を熟知した者が日々読経するのにも愛用されているのである。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます