久遠実成

読み:くおんじつじょう
品詞:名詞

妙法蓮華経(法華経)が説く、釈迦は永遠の過去より仏であった、という教え。

釈迦は35歳で成仏したとするが、実際にはそうではなく、釈迦は永遠の過去より仏であり、輪廻転生して今に至り、そして未来にもそのようになるとする教えである。

久遠は漢語で、英語のold、ancientなどを意味する語であり、とても古い時代を表わす。

実成とは、実に成仏したことを表わす。

妙法蓮華経(法華経)第六巻の如来寿量品第十六では、久遠実成大恩教主釈迦牟尼世尊と説かれている。

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