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クトゥルー神話の神の一。アザトース、シュブ・ニグラスと並び三大神の一とされる。アザトースの生んだ「無名の霧」から生まれ、「すべてにしてひとつのもの」「戸口に潜むもの」「道を開くもの」「遥かなるもの」「超ゆるもの」「門にして鍵」などと称される。時空の支配者であり、時空を超越した存在で、"ネクロノミコン" 中では「過去、現在、未来はすべてヨグ・ソトースの中でひとつである」と記述される。このためヨグ・ソトースはあらゆる時代のあらゆる場所に同時に存在することができる.また、異形の神々の住む外宇宙に通じる「究極の門」の守護者で、時空を管理するウムル・アト=タウィルを従えている。
その姿は住処である時空の裂け目において「輝く虹色の球体の集積物」として知覚される。
シュブ・ニグラスと交わり数多くの異形の神々を生ませた他、しばしば人間などの有機生命とも交わり子を生ませることがある。
ヨグ・ソトースを召喚するには、太陽が第五の宮に入り土星が三分の一対座に位置する時機を選び、炎の五芒星形を描いて「第九の詩」(ネクロノミコン無削除版751頁にある長詩)を三度唱えた後、十字架祭と万聖節の賓祭を再現することで姿を現す、とされている。
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