第一世代電子計算機の時代に、主記憶装置として使われた遅延管の一種。
水銀で満たされた管の両端に水晶振動子を取り付ける。
一方の水晶振動子に電圧を掛けて振動させる。その振動は水銀中を伝わり、もう一方の水晶振動子が振動する。
この振動により電圧・電流が発生し、それを増幅させて元の水晶振動子に戻すことで一定の長さ(管の長さに依存する)の信号電流を長時間記憶できる。
水銀遅延線を採用したコンピューターに、次のようなものがある。
他多数。
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