真空管と同じ原理で電子を飛ばして蛍光体を発光させる表示装置。FLディスプレイ、VFDとも。
伊勢電子工業(後のノリタケ伊勢電子)が発明した。
初期の電卓でも使われていたが、後に早川電機工業(後のシャープ)が実用化した液晶に取って代わられることとなる。
真空管と同様に、グリッド(格子)とアノード(蛍光体)とカソード(フィラメント)をガラスなどで作られた真空の容器内に封入する。
カソード(フィラメント)を加熱すると熱電子が放出され、蛍光体であるアノードへと達するため発光する。
機構上、点灯中はカソードへの電流が必要である。ただその電力がかなり大きめであり、電池などを使っての動作には向いていない。
自発光式であるため、液晶ディスプレイなどと比して高輝度、高コントラストであることを利点とする。
LEDと比して安価である。有機ELなどより長寿命であるが、寿命が数万時間ともされるLEDよりは短く、同じ箇所を長時間点灯させると焼き付きが生じてしまうという弱点がある。
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