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医師の数の多い大学病院で見られる(ことがある)回診。教授回診。
教授以下多くの医師が連なり、院内の回診をすることをいう。
ドラマ「白い巨塔」では財前教授の総回診が権力の象徴のように描かれており、医師を連ねて歩く様を大名行列のように揶揄する描写がある。実際、昭和初期の病院ではそういった傾向があったが、今はそのようなことはなく、教授回診は教育の一環としてなされている。
教授回診は、下の医師に対する助言や教育の場である。回診前には会議室で全ての患者の経過などを確認し、その上で患者の状態をトップが把握することも目的として実施される。
とはいえ教授が全ての患者の病態を把握することなど不可能なことなので、通常は教授の下に数グループのスタッフがおり、その人たちが病棟の殆どを担当している。従って殆どの教授はお飾りということになる。
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