炭素骨格

読み:たんそこっかく
品詞:名詞

ある化合物において、炭素同士が結合している部分。例えばプロパンであればC-C-Cであり、酢酸エチルなら2つのC-Cの炭素骨格が存在する。

有機化合物は、炭素骨格に官能基が結合したものと考えられる。

炭素は中程度の電気陰性度(電子と原子の間の親和性を示す尺度)を持つため炭素鎖(C-C結合の繰り返し)が安定に存在でき、これが有機物の大分子を実現させている。

同じく有機物を構成するN原子やO原子では、電気陰性度が大きいため、安定な長い窒素鎖や酸素鎖は存在しないのである。

関連する用語
有機物
炭素

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