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埋込連用取付枠に取り付けるための各種の器具がこう呼ばれるらしい。用語として定義されているかどうかは不明。対語は露出形配線器具などと思われる。
様々な器具があるが、一般家屋でよく使われるのは次の通り。
取付枠3個分の領域があるが、それぞれ、1個分を占有するもの、2個分占有してしまうもの、3個分全部占有するもの、がある。
所定の長さに絶縁被覆を剥ぎ取り差し込むだけである。
特に電源を入力するものについては同じ機能で穴が二つあることが多い。どちらに差し込んでもよい。
穴に隣接して用意されている「はずし穴」にマイナスドライバーなどを差し込むことで穴が緩み、差し込んだ電線を抜き取ることができる。
この穴に差し込むための専用の工具なども存在する。
一部の例外を除き、埋込連用器具は一つの機能について二つの穴が用意されている。
これは「わたり線」で隣の器具に結線できるようにするためである。これによって電線をあらかじめ分岐させるような工事が不要になる。
例えば、二つまたは三つの器具を取り付ける場合を考える。それぞれで共通となる電源線つまり非接地側電線(黒色の電線)をどれかに繋いで、同じ機能のもう一つの穴から隣の隣の器具に短い電線を繋ぐことで、そちらにも電源を供給できる。この目的のために、穴は二つある。
わたり線の長さは、2個取り付けて上と下で結ぶ場合は10cm程度とする。3個付ける場合は隣同士を7.5cm程度とすることもあるが、こちらも10cm程度としても特に問題はない。
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