三相4線式

読み:さんそう・よんせんしき
品詞:名詞

4本一組の電線電力ケーブルで配電される三相交流のこと。「3φ4w」。表記ゆれで「三相四線式」とも。

目次

変圧器の中性点から1線を中性線として引き出し、中性線1線と電圧線3線の4線で送電する方式。

電動機(モーター)など三相415Vの負荷を用いる場合や、高周波点灯形の蛍光灯など単相240V負荷を用いる場合などは三相4線式での配線となり、ビルや工場などではバスダクトを主幹線として配線されることも多い。

240V/415Vでの給電の場合、電圧が掛からない中性線1線と、対地電圧240Vの電圧線3線で配線される。

中性線といずれかの電圧線で単相240Vを得ることができ、三相交流需要には電源線3本を繋ぎ、中性点には中性線かまたは接地線を繋ぐことで、Y結線(スター結線)における相間電圧はの√3倍(約1.7倍)の415Vを得ることができることになる。

単相負荷と三相負荷が混在する場合には適当な方式であるといえる。

用語の所属
三相交流
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三相3線式

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