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大昔、"燃焼" を証明するために仮定された物質。
可燃性の物質にはフロギストン(燃焼の意)が含まれており、これが空気中に逃げ出すことが燃焼であると説明された。そして金属が燃焼しフロギストンを失うと灰(錆びた金属)となり、灰(錆びた金属)にフロギストンを結合させると金属に戻るとされた。
フロギストン説は燃焼をよく説明しているように見えるが、この説では金属が燃焼し灰(錆びた金属)になった時に重量が増える理由を説明することができなかった(もし物が燃えてフロギストンが出るなら、その分、ものは軽くなるはずだが、現実には重くなってしまう)。
燃焼が正しく理解されるようになったのは18世紀になってからである。フランスの化学者ラボアジェが "脱フロギストン空気"、すなわち酸素が燃焼の理由であることを明らかにしたことで、燃焼が正しく理解されるようになった。
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