パケ

しかし近年では、北朝鮮からの輸入が困難になったこともあり、その量も減っているらしい。

2004(平成16)年9月11日産経新聞の報道によると、大阪市西成区のあいりん地区では、以前は1パケ1万円で0.3g前後だったが、最近は0.2g前後しか入っていない、と報じられている。

その上、覚醒剤粉末に、葡萄糖やシリカゲル(脱水剤)、硼酸ナトリウム(防虫剤)などを多めに混ぜ純度を落とす事例も多い、とされており、利用者から「効きが悪くなった」「なかなか気持ち良くならない」といった「不満」が出ているとされる。

前述のように、産経新聞では、変な混ぜ物を「多めに」混ぜて純度を落としている、と報じている。

「多めに」とは、どういうことであろうか?

普通に考えれば、新たに混ぜはじめたのではなく、以前から混ぜていたものを増やした、と判断できよう。

このような密造された薬剤は、衛生上も極めて不潔であり有害である。