電線を挟んで(クランプして)電流を測定する計測器。電線を挟むための独特の挟み器具が特徴となる。架線電流計とも。
第二種電気工事士の筆記試験で、クランプ形電流計で漏れ電流の測定方法は定番の試験項目だが、クランプ形電流計で漏れ電流を測るときは中性線を含めたすべての電源線をクランプする。単相2線式なら2本を、単相3線式なら3本をクランプする。
試験問題において、「ただし―――は中性線を示す。」などと但し書きがされることが多いが、漏れ電流を測る時はどれが中性線であるかは関係ないので、これは出題者の悪意であり、引っ掛けである。
なお、負荷電流の測定をする場合は、中性線以外の電源線を1本をクランプする必要があるため、この場合はどれが中性線であるかは重要である。
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