回路を、電源にもグランドライン(GND)にも接続せずに放置している状態。
TTL回路では、入力端子がオープンの場合はハイレベル状態であるとして動作する。従って、プルアップする必要はなく、必要に応じてプルダウンをする。
CMOS回路では、オープンにすると出力が不安定となる。CMOSでは未使用端子でもオープンにすることは絶対に許されず、必ずVDDまたはGNDに接続する必要がある。
CMOSは入力インピーダンスが非常に高いため、入力がオープンのままで使用すると、静電気などで入力に過電圧が印加された場合にゲート酸化膜が絶縁破壊し、故障してしまう可能性がある。
またCMOSでは入力を固定化しないと、二つのトランジスタスイッチ(PチャンネルとNチャンネル)が同時にONになってしまい、貫通電流が流れてしまう。これによってCMOS中の寄生素子が反応し、サイリスタ構造がラッチアップを発生させる。短時間であれば問題はないが、長時間になると絶縁破壊を起こし、やはり故障してしまう。
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