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準惑星の一つ。一時、第十惑星と目されていた太陽系外縁天体(エッジワース・カイパーベルト天体)。
計算上、近日点通過時刻は2257(令和239)年1月26.1837日である。
天体の成分は、観測により、冥王星と同様に岩や氷の塊と推定される。
これまで、第十惑星の候補となる天体は太陽系の縁辺部に様々見つかっていたが、それらは全て「冥王星よりも小さい」という理由により、惑星とは扱われて来なかった。
ところが、この天体は18.5等と、過去発見されたエッジワース・カイパーベルト天体の中では飛び抜けて明るく、当初より冥王星よりも大きいだろうと考えられた。
こうして発見されて以降分析が続けられた結果、太陽を周回する天体であることが確認されたことに加え、暫定的な分析だが距離は太陽から約36天文単位〜約97天文単位の楕円軌道を約560年の周期で公転し、それは冥王星より倍以上離れている。
そして冥王星より1.5倍程度の大きさがあり、冥王星より大きいことは確実視された。しかしスピッツァー宇宙望遠鏡による観測では見付けられなかった事から、その大きさは月よりは小さいようであった。
ハッブル宇宙望遠鏡などの観測データから算出された衛星ディスノミアの軌道から求められた質量は、冥王星より27%大きいとされた。
径だけでなく、質量も冥王星より大きいことが明らかとなり、マスコミは「冥王星二度目の降格」などと報じていた。
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