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サンライズが製作したロボットアニメで、TV版ガンダムシリーズの第4作目。略称はVガンなど。
1993(平成5)年〜1994(平成6)年にかけて主にANN系列で放映された。全51話。
宇宙世紀0123〜0128年のコスモ・バビロニア建国戦争、宇宙世紀0133〜0136年の木星戦役以後、地球連邦政府はスペースコロニーに対する統治能力を失ってしまった。そのため、各スペースコロニーは次々と「独立」し、宇宙戦国時代と呼ばれる様相を呈していった。
宇宙世紀0149年、サイド2にて建国したザンスカール帝国は地球連邦政府の影響力がないことをいいことに各地のスペースコロニーを次々に占領していた(ザンスカール戦争)。
宇宙世紀0153年にはザンスカール帝国の「ベスパ」が地球を侵略。しかし、地球連邦政府は組織だって抵抗をすることすらできなかった。地球では民間の抵抗組織「リガ・ミリティア」だけがザンスカール帝国の「ベスパ」と戦う状態になっていた。
主人公であるウッソ・エヴィンは、ある日、べスパとリガ・ミリティアとの戦闘に巻き込まれ、成り行きでリガ・ミリティアの新造モビルスーツ「Vガンダム」を操縦することになった…。
本作品の主人公。男。宇宙世紀0140年生まれと推測される。13歳。
東ヨーロッパのカサレリア出身。本来なら片田舎で平和に暮らす少年であり続けられたであろうが、べスパとリガ・ミリティアとの戦闘に巻き込まれ、それ以降運命が一変する。
名前の由来は「嘘」。本作品では正直な少年であるように描かれている。
年上殺し。
「カテジナさん! おかしいですよ!」
本作品のヒロイン。年齢は11歳。ウッソ・エヴィンとは幼なじみの関係。
実はザンスカール帝国の女王マリア・ピァ・アーモニアの実の娘である。
本作品のもう一人のヒロインと呼べるような存在か? 年齢は17歳。
ウッソの初恋の人であるが、メール攻撃を仕掛けてくるウッソのことは疎ましく思っていたようである。また、13歳の少年であるウッソをエースパイロットに仕立て上げているリガ・ミリティアに対しては嫌悪感を持っている。そのようなことからウッソとカテジナは恋人同士になることはなかった。
後にザンスカール帝国の思想に影響され、べスパに入隊。そのため、ウッソとカテジナは敵対することになってしまう。
彼女はクロノクルの恋人になるのだが…。
ザンスカール帝国の将校で、初登場時の階級は中尉。後に大尉。
戦いを通じてウッソとは浅からぬ因縁が生じることになる。
宇宙世紀を舞台にしたガンダム作品で、唯一平成時代に作られた作品となる(2009(平成21)年現在)。また、もっとも未来の宇宙世紀を描いた作品でもある。
主人公のウッソ・エヴィンは13歳という設定で、これまでのガンダム作品の中でもっとも年齢が若い。これはSDガンダムの視聴者層をそのまま取り込もうという意図があったものとされている。また、今までのガンダム作品が大抵の場合暗い結末になってしまうのを避けるという意味もあったらしい。
しかし、若年齢層を対象としたにもかかわらず、作品のストーリーは強烈なものになってしまった。反体制分子をギロチンで処刑するシーンがあったり、毎回のように登場人物が壮絶な戦死をしてしまったりと皆殺しの富野を象徴するかのような作品に仕上がったのである。
そのようなことも相まって、機動戦士Vガンダムは歴代ガンダムシリーズの中で最も暗く鬱になる作品となってしまったのであった。
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