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「バーチャル美少女受肉」あるいは「バーチャル美少女セルフ受肉」の略で、バーチャル世界で美少女の姿を受肉する(手に入れる)、を意味する略語。
バーチャルな空間、例えばVRChatなどのバーチャル空間や、あるいはバーチャルYouTuberやバーチャルアイドルとしての活動など、架空の世界において美少女として活動することをいう。
「受肉」という言葉を用いているが、ここでは「肉体(アバター)を手に入れる」という意味で用いられており、キリスト教における受肉とは異なる。
元々はバーチャルYouTuber(VTuber)業界の用語であり、演者を「魂」、キャラの姿(絵、3Dモデル)を「肉体」と呼び、更ににじさんじ所属の月ノ美兎が肉体を手に入れることを「受肉」と表現したことが発端とされる。
そして、「バーチャル」な「美少女」を「受肉」するという自然発生的に生まれた単語から「バーチャル美少女受肉」や「バーチャル美少女セルフ受肉」という語になり、これが更に自然発生的に略されて「バーチャル受肉」などと呼ばれたり、更に略されて「バ」「美」「肉」となり、今に至る。
このような経緯により、バ美肉という語の発案者は不明であり、また明確な定義も存在しない。
あくまでバーチャルであるので、「元」が男性でも構わない。おじさんがバ美肉したなら、「バ美肉おじさん」などとも呼ばれる。
声はボイスチェンジャーを使って女の子の声にすることが多いが、「バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん」のように可愛い女の子キャラがおじさんの声で喋るというものもある。
古くはネット上で男性が女性を装うのは「ネカマ」などとも呼ばれたが、ネカマは実際の性別を秘匿してするものであるのに対して、バ美肉おじさんは最初から男性であることを公開していることに差がある。
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