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三種の神器の一つで、剣。
天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)とも呼ばれている。
また武士道精神においては、日本人の三つの精神のうちの勇気を表わすとされる。
日本書紀など神話の記述が正しければ、熱田神宮の奥深くに、御神体として収められている。
梅宮大社(うめのみやたいしゃ)の神職 玉木正英の著「玉籤集」の裏書に、草薙剣を盗み見た旨が記載されていた。曰く、隠し火を持って伺い見たとされ、どれほど正確かは不明だが、記述によると、長さは二尺七寸(約81.8cm)、刃先は菖蒲の葉のようで、中程に厚みがあり、色は白とされている。
鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」によると、1185(文治元)年、壇ノ浦の戦いで敗北した平氏一門が海上へと身を投じる中、二位尼が宝剣(草薙剣)と神璽(八尺瓊勾玉)を持ち、第81代安徳天皇も按察の局に抱かれながら入水し崩御あらせられ、平家は滅亡したとされる。
内侍所(八咫鏡)は船に残ったものを、神璽(八尺瓊勾玉)は海上に浮いたものをそれぞれ回収できたが、二位尼が腰に差していた宝剣は遂に上がらず、そのまま赤間関(関門海峡)に没したとする記述がある。
このため第82代後鳥羽天皇が即位できず困ったとされているが、遂に見つからず、伊勢神宮より形代の剣を献上させ、これを草薙剣として以降用いるようになったという。
また、南北朝時代には、盗まれたり、第96代後醍醐天皇(南朝)により敵を欺くための模造品が作られたりと、様々な変遷を遂げた。
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