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片手で扱い、必要に応じては両手でも使える柄の長い剣。その特性から、"hand-and-a-half sword(片手半剣)" とも呼ばれている。
そもそも「バスタード」と言われるとその剣にもつイメージからなにか格好良さそうな気がするが、「私生児」という意味である。これも詰まるところ "hand-and-a-half" と意味するところは同じで、片手でも両手でも使え、その刃も切ることにも、突くことにも適するように工夫されていたため、「どっちつかず、あいのこ」というところから付いているのである。ただし、当時は、切ることに適した刀剣をゲルマン系、突くことに適した剣をラテン系としていたが、その両方に用いることが出来ることから「私生児」と付いたという説もある。
バスタード・ソードは15世紀にスイスで生まれ、その後ドイツとスイスで発展し、17世紀中頃まで使用された。
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